フィクション論227月2019アイロニーに陥ってはならぬあくまでもキルケゴールの主張ではあるが、ソクラテスのアイロニー的身振りが、当てこすり=サーカズムに近いのに対し、浪漫的アイロニーは元々合った「当てこすり性」のようなものが失われてしまっていると言いたいのだろう。 続きを読む