差別・差別感情1311月2020【第二回】民族概念のあやふやさ ethnolinguistic という概念人種概念は、形質=見た目に大きく依存している。黒人の遺伝子系があるかどうかではなく、見た目が黒人ならば黒人である。そういった考え方。 続きを読む
差別・差別感情127月2020全称命題と一般論と決定論論客は大変だなと思うが、ことあるごとに「あれは言葉の綾だ」「私が言いたかったのはそういうことではない」と訂正する論客よりは、言動に責任をもつ姿勢を表明する論客の方がよっぽど信用できるのも確かである。 続きを読む
差別・差別感情67月2020TransracialとTransgenderを同じように語れるか欧米圏の保守派はよくトランスジェンダーに対するカウンターとして「トランスジェンダーに正当性があるなら、トランスレイシャル(人種同一性障害?)も認めるべきではないか」と議論を俎上に上げる。 続きを読む
差別・差別感情306月2020子は親に殺されていないことに感謝すべきかダブルバインドの一例としてよく挙げられるのは、ときどき冷たかったり優しかったりする親である。子どもは両親が自分のことを好きなのか好きじゃないのかで悩み、一方的に愛情を押し付けられるよりも憎しみをぶつけられるよりも悩む……らしい。 続きを読む
差別・差別感情166月2020whataboutismとウイグル話法の本質について『「この世のすべての理不尽に声を上げなければ、何かに抗議してはならない」というのは、詭弁である」と一蹴できない気がしている。 続きを読む
差別・差別感情136月2020(ファンタジックで非現実的な)あらゆる差別をなくす方法ゲームのキャラクターメイキングのように見た目を変えられば、人種差別は効力を失う。特定の見た目が迫害されるのなら、その見た目をやめればいいからだ。 続きを読む
差別・差別感情154月2020我々は、潜在的には皆バイオテロリストである老人ホームなどに、家族の皆が祖父母をフェイス・トゥ・フェイスで訪問し、近況報告や世間話などをする。一見すればなんてことはない睦まじい光景だが、この行為は潜在的には感染症を拡大する危険性がある。 続きを読む
差別・差別感情271月2020立花孝志と坂本慎太郎の共通点と分岐点立花が人を草食/肉食で区分するとき、参照されるのは攻撃性や自信満々な態度の有無ではない。生存戦略として、群れる/群れないの選択こそが、アナロジーの出汁になっている。 続きを読む