考察/探求/自意識

噂と自己啓発と善意と「忘れられる権利」 エッセイ/エッセイ的なもの

噂と自己啓発と善意と「忘れられる権利」

「この商品(サービス)は、他社と比べて劣っていますよ」と言いながら売ってくる人はいない。「この商品にはこんなデメリットがありますよ」と言ったとしても、「この商品よりも他社製品のほうが優れてますよ」と言い出す奴はいない。そんなことを言ってしまうと、「じゃあその製品を買いますよ」となってしまう。
チキンレースと道徳的優位心 権威

チキンレースと道徳的優位心

戒律・儀礼を守っていれば守っているほどエラいという価値観は、宗教に馴染みのない人にはわかりにくいかも知れない。しかし、財産を半分寄付するよりも、99%寄付するほうが「エラい」というのは、感覚でわかってくれるだろう。
新しい風景を見れたらそれで良い 考察/探求/自意識

新しい風景を見れたらそれで良い

曖昧さへの耐性・複雑なものを複雑なまま理解する能力は、尊ばれるべきものである。曖昧さ耐性は、心理学の研究などで度々スポットライトを当てられる指標である。そして心理学における曖昧さとは、「解釈多様性」「可能性の多さ」「両義性」などである。
クソくだらない作品を断罪する権威 権威

クソくだらない作品を断罪する権威

コンセプチュアル・アートという概念がある。「そういうジャンルがある」と考えるよりは、「アートという言葉を、何も絵画だとか彫刻に限定して使用しなくてもいいのではないか」という提唱を名詞として表現したものが「コンセプチュアル・アート」と捉えた方が理解は遥かにたやすいだろう。
「正しい」ことを前提に証明したとて 権威

「正しい」ことを前提に証明したとて

議論内容が専門的で込み入っており、素人・一般人には到底わかりそうにない意見交換が飛び交うディベート動画を、たまにYouTubeで鑑賞している(もちろん私にも議論内容は分からない)。こういったとき、コメント欄において話者の話し方のクセだとか、「この二人はフェミニストと違って議論が文明的だ」だとか、クソくだらないコメントが書き込まれている。
断言する。表現規制は善人をつくらない 差別・差別感情

断言する。表現規制は善人をつくらない

ディストピアなのかユートピアなのか分からないが、あらゆる言説が検閲され、《政府》(あるいは中央権力。人民を縛り上げる強い力)が、直接的に、あるいは間接的に意見・表現物の「良い」「悪い」を区分けしていき、検閲を通過したものだけが「公共」の場でのお披露目が許される…現在の北朝鮮のような。そういった社会は、「善人」を生むのだろうか。
被害者意識≠弱者意識 頑張れ! 考察/探求/自意識

被害者意識≠弱者意識 頑張れ!

「ホロコースト否認」について、前から不思議に思っていた。ユダヤ人の虐殺はなかった、ガス室はなかった、ホロコーストはなかったと主張する連中は、ユダヤ人を心の底から憎んでいる。そして、「ユダヤのメディア支配」だとか、「ユダヤの金融支配」「ユダヤの世界支配」を信じている。
イデオロギーとノーリスク 考察/探求/自意識

イデオロギーとノーリスク

ニュージーランドのクライストチャーチの銃乱射犯人にしても、彼は「西洋の人種構成の未来」について心配していた。いつ来るかも分からない未来の人種分布のゆえに、殺されるリスクと生涯に渡り投獄されるリスクを選択した。