小説248月2020「影響力」及びパイオニアの独創性に関するあれこれFateの世界では、その英霊が生まれた年代が古ければ古いほど強い(傾向がある)なる設定がある。 死に設定あるいは物語を盛り上げるためのフック(敵に強敵感を出させるための)と考えた方がしっくりくるが、このFateの設定は「影響力」なる曖昧なものを考える際にヒントになる。 その人が生まれていなかった未来… 続きを読む
現代アート/アート168月2020キムジョンギが変えてしまいそうな参照:Reference概念 その現象に関する考察絵を描く人たちは資料=Reference (直訳すれば”参照”だが、日本語だと資料がもっとも絵画領域におけるReferenceに概念が近くなる。 続きを読む
小説217月2020純文学ーエンタメ小説ー実験小説の二分法について純文学と大衆文学=エンタメ小説の区分が難しいのは、純文学の本とエンタメ小説の本が同じスペースに分け隔てなく並べられているからだ。 続きを読む
小説242月2020芸術史上の価値と、芸術作品としての価値「ベルリオーズは作品としては大したことないが、音楽史上では重要。逆にメンデルスゾーンは芸術作品として素晴らしいものを残したが、芸術史的には無いのと同じ」 続きを読む
小説171月2020サルトルのアナロゴンと情報の劣化「情報というのは、年月や人伝えの回数などにより、どんどん劣化していく」と考えてもおかしくはないが、ここで逆転の発想で「情報は、何一つ劣化しない」と考えるとどうなるのか? 続きを読む
現代アート/アート161月2020芸術創作が情報ビジネスに過ぎないのなら、人はなぜ「最初にやった人はエラい」テーゼを応用して、「最初に”その音楽・テイスト・様式の第一人者”として見なされた人はエラい」の主張も導き出せる。 続きを読む
現代アート/アート101月2020大道芸としてのライブ音楽を何が殺すか「綱渡り」の面白さは、落下する可能性に担保されている。桂枝雀は笑いを「緊張の緩和」だと言ったが、喜びもまた緊張の緩和である。 続きを読む