小説1910月2020「ジャンルの死」概念はどこから来るのかもう新しい表現・スタイルが存在しない」というのなら分かる。19世紀に文学表現は爛熟を極めてしまっている。そして、「もう新しいものがない」ことを「終わり」というのは、私にとって色んなステップを跳躍しているなと思える。 続きを読む
小説248月2020「影響力」及びパイオニアの独創性に関するあれこれFateの世界では、その英霊が生まれた年代が古ければ古いほど強い(傾向がある)なる設定がある。 死に設定あるいは物語を盛り上げるためのフック(敵に強敵感を出させるための)と考えた方がしっくりくるが、このFateの設定は「影響力」なる曖昧なものを考える際にヒントになる。 その人が生まれていなかった未来… 続きを読む
芸術223月2020ジャズとジャズミュージシャンの「即興」への問い【第六回】「ジャズとは何か?」を考え出すと、たぶんクラシック音楽よりもややこしい。大多数の人間(主にはジャズファン・ジャズ評論家)は、ラグタイムをジャズの源流の一つとは見なしても、「ジャズ」とは見ない人が大半である 続きを読む
芸術163月2020「クラシック音楽」の定義のややこしさと、新概念の提言【第五回】バッハの時代に、クラシック音楽という概念はあっただろうか? 少なくとも、バッハが自分のことをクラシック音楽の作曲家だとは思っていないことは確実である。 続きを読む
芸術113月2020コード理論は何のための理論か【第三回】音楽理論というのは、文学理論と性格を異にしている。音楽理論を文章芸術の分野に無理やり当てはめると、「小説の作法」だとか、それに相当するものになる。 続きを読む