小説217月2020純文学ーエンタメ小説ー実験小説の二分法について純文学と大衆文学=エンタメ小説の区分が難しいのは、純文学の本とエンタメ小説の本が同じスペースに分け隔てなく並べられているからだ。 続きを読む
芸術134月2020サムの息子法と作者と作品の罪、地獄変作者と作品を完全に分けることは、私にはできない。サムの息子法なる法律があるが、あれは倫理的な観点からではなく、テクスト論・作者論からも興味深い。 続きを読む
芸術223月2020ジャズとジャズミュージシャンの「即興」への問い【第六回】「ジャズとは何か?」を考え出すと、たぶんクラシック音楽よりもややこしい。大多数の人間(主にはジャズファン・ジャズ評論家)は、ラグタイムをジャズの源流の一つとは見なしても、「ジャズ」とは見ない人が大半である 続きを読む
芸術163月2020「クラシック音楽」の定義のややこしさと、新概念の提言【第五回】バッハの時代に、クラシック音楽という概念はあっただろうか? 少なくとも、バッハが自分のことをクラシック音楽の作曲家だとは思っていないことは確実である。 続きを読む
芸術113月2020コード理論は何のための理論か【第三回】音楽理論というのは、文学理論と性格を異にしている。音楽理論を文章芸術の分野に無理やり当てはめると、「小説の作法」だとか、それに相当するものになる。 続きを読む