芸能界と反社会的勢力の繋がりの象徴としての宮迫博之はテレビに復帰できない

2019年に発覚し、数多くのお笑い芸人の謹慎及び契約解除を巻き起こした闇営業・反社会的勢力からの金銭授与騒動。

2020年5月現在、騒動に関わった芸人は宮迫とカラテカの入江を除き復帰している。

ロコンドのコマーシャルで宮迫が地上波に登場したが、あれは地上波復帰とは言いがたい。

ロコンドの社長が語っていたが、宮迫のコマーシャルを他局で流そうとしたら拒否されたそうだ。

なぜ他の芸人は許されて宮迫は許されないのか、主犯(?)の入江は置いとくとして、宮迫は誘われて反社会勢力(詐欺グループ)の会合に呼ばれた立場である。 

結論から言うと、宮迫の地上波復帰はない。私が吉本の社長なら全力で阻止するし、テレビ会社の社長なら宮迫を起用しない。

スケープゴートとしての宮迫

先日、テラスハウスというリアリティショーに出演していた木村花さんの自殺が報じられた。

死者に質問はできないが、巷ではインターネットで木村さんに押し寄せた誹謗中傷が自殺の一端を担ったと噂されている。この騒動に関連して、インターネットにおける誹謗中傷を法律で対策しようとする動きもあるようだ。

電通の新入社員の女性が亡くなってから、電通はオーバーワーク・過労問題を是正しようと改善に舵を切った。これに対して

「問題が起こってから改善しようとするのはなぜなのか? 法律で未然に防ぐべきではないのか」と疑問をもつことは正常である。

だが、法律あるいはモラルというのは犠牲者が出てからでないと往々にして発生しない。それが問題であった・問題があった・「悪」だったことに事後的に人は気付く。

そして、「誰が悪かったのか」と犯人探しが行われ誰か必ず一人は罰せられる。例え悪くなかったとしても。

宮迫が未だ復帰できていないのは、芸能界全体の反社会的勢力との繋がりを象徴してしまったからだ。

宮迫がスケープゴートに選ばれてしまったのは、彼自身の知名度、数年前の浮気騒動=信用度の低さ、本人の知名度の高さ、宮迫個人へのヘイトなどが重なったためである。

反社会的勢力との決別の象徴としての宮迫

芸能界とヤクザは本来一心同体であり、ヤクザとの関わりは元々問題視されていなかった。風向きが変わったのは暴力団排除条例の制定からである。

もちろん、芸能界の体質がそんなに急に替われるはずもないので、秘密裏に交際している人はいるだろう。それでも、おおっぴらに暴力団・反社会的勢力との交際を宣言する芸能人・テレビタレントはいない。

しかし、未だに芸能人と芸能界は「黒い交際」だとかなんだとか、あることないことを週刊誌に書かれていることから分かるように、世間は全く「芸能界・芸能人の潔白さ」を信用していない。

事実であろうとなかろうと、首謀者・先導者でなかろうと、宮迫博之は「芸能界と反社会的勢力との繋がり」の象徴に現在なってしまった。

宮迫博之を起用しない・宮迫博之と再契約しないことにより、テレビ局とよしもとクリエイティブ・エージェンシーは「反社会的勢力との決別・不寛容さ」をアピールできる。

逆の方向から見れば、宮迫を復帰させることはテレビコンテンツ及びテレビタレント全体のイメージダウンに繋がってしまう。

誰か一人生贄として捧げられる人が必要である。今回の闇営業騒動では、宮迫博之。

宮迫博之の需要と役割・ブランディングと資本主義と報酬

極楽とんぼの山本が未だにテレビで活躍できていないのは、性犯罪(書類送検)という罪の重さ故というより、性犯罪がもたらしたイメージが、山本のポジションを奪ってしまってからと考えた方がスッキリする。

テレビ業界を有用な情報を提供しているのかどうかだとか、面白いのかどうかと考えるのではなく、ブランディングと報酬(資本主義)の二つのワードを軸に考えるとスッキリする。

テレビタレントがキャスティングされたとき、必ず役割が発生する。

根本的には視聴率=コマーシャル・広告料を介したコンテンツ制作を行なっている地上波テレビだが、番組でタレントを呼ぶとき、必ず読んだ理由・期待される役割が発生する。

ベッキーが不倫という民事上の”罪”から回復できなかったのは、ベッキーと”芸能人の表裏”が象徴的にコネクトされてしまったからだ。

「このタレントは清廉潔白を気取っているが、ほんとうはそうではないだろう」という視聴者のぼんやりした疑いの眼差しとフラストレーションが、ベッキーを生贄として要求した。

自身=視聴者のフラストレーションが投影され、定期的に誰かが”悪と痛苦の原因”として生贄に捧げられる。

生贄として選ばれた芸能人の進路・役割は一つしかない。引退である。

是非フォローしてください

最新の情報をお伝えします

桜田真助
  • 桜田真助
  • Twitterアカウント:@kingofgatayama
    92年大阪生まれ。なにもかも分かったような気に最近なっていて、これはダメだなと焦って疑問を探している。プロフィール画像は友人(@leilamarinacb)から頂きました。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です