ソシャゲのキャラに感情移入してはならない

ソーシャルゲーム(通称ソシャゲ)に重課金する人物を私は馬鹿にできない。私は大学生のころ、水道もガスも止まっているのにソシャゲに課金していた。

だが、特別そのソシャゲに入れ込んでいたわけではない。むしろ飽きていた。それでも課金した。

月末に近づくと食料を買うお金がつきる。ただし実家から送られてくる米だけはあったので、学校で水を組んできて、米に卵やふりかけをかけて食べた。今思い出しても嫌な思い出である。

貧困と重課金

「貧窮した生活を送っているのに、なんでソシャゲに課金するのか?」という問いに対しては、「こんな生活だからこそ、ソシャゲに課金したのだ」と反論したい。

ソシャゲ(ここで言うソシャゲとは、いわゆる『課金ゲーム』)の良いところは、リソースの投入が正比例して実力・位置・強さに直結するところだ。

現実社会はそうではない。プロ野球選手志望の99%以上はプロになれないし、皆会社に嫌々ながら所属している。ついでにいうと、「仕事が好き」という連中の大半は嘘をついていると思っている。

「貧乏なのになんでタバコなんか吸うんだ?」という問いへの答えにも通ずるが、課金の効果には即効性がある。お金を加えた瞬間、結果が出る。こんな仕事はない。

タバコも、吸えば効果が出る。

ソシャゲの正しい楽しみ方

ソシャゲの運営はプレイヤーに忘れられないため、プレイを習慣化させるためデイリーイベントなどを充実させる。ただし、毎日これをやっていると義務感のようなものが生じてきて、しまいに人はソシャゲに飽きる。

楽しむために存在するゲームなのに、いつのまにかプレイが苦痛になる。そして、人は苦痛になった状態でもゲームを続け、しまいには嫌になって辞める。

どれもこれも、ゲーム内のキャラクターと自分を重ね合わせてしまうため生じる失敗(?」である。他のプレイヤーよりも弱いと、「弱い自分・劣っている自分」とリンクして感じてしまう。

ソシャゲの良さは、毎日発展があることだ、牛歩だったとしてもである。毎日発展があるというのは、精神衛生上にもプラスの効果があるだろう。

ソシャゲを続けるためには、苦痛を感じながらではなく楽しく続けるためには、ソシャゲのキャラに感情移入してはならない。客観的に俯瞰で見ることが望ましい。

ギルドにも入らないほうが良い

また、個人的な楽しみのために始めたゲームなのに、義務感や社会性を発揮しなければならない気がしてくるのが「ギルド」の存在である。オフ会などで人の輪が広がるのならともかく、大抵はゲーム内のみでの関係に終止する。

しなければいけないと思ったことをするのは、遊びではない。仕事でもないが、あまりギルド戦などに入れ込むと日常生活に支障をきたすだろう。

現実生活があまりに嫌だから、ゲームの中だけでも仲間のために働いて感謝されたいと思う気持ちもわかるのだが、独身の金持ちの中年以上の男女以外は仮想空間で尊敬を集めようとしてはならない。

あなたの人生にはもっと投入すべきことがある。

ギルドに所属するとしたら、自由な社風(?)のところが望ましい。義務がなにもないところである。

課金するなとは言わないが

課金の良い点は、成長=向上=自己実現をインスタントに得られる感覚を味わえることである。それがたとえゲーム内での現象にしかすぎないにしろ。

レベルアップだとかクラスアップに達しないにしても、プレイするだけでソシャゲ内のあなたがプレイするキャラクターは成長する。

デイリーイベントも、強迫的にならずに「貰えて嬉しい」くらいに思ったほうが良い。ソシャゲ初心者の皆様に言うが、ソシャゲで最終的に一番伸びるのは、毎日デイリーイベントをこなす人ではなく、辞めなかった人間である。

課金すれば短時間で最大の効果が得られるかも知れないが、非課金あるいは微課金で達成する「成長」の喜びは、時間がかかっている分よころびもひとしおだ。

課金するなとは言わないが、特別なキャンペーンなどで買えるオトク=課金効率の高いぱっくを、たま〜に買うくらいにとどめておいたほうが良い。

なぜ課金を奨励しないのかというと、私はかつてプレイしていたソシャゲを全て嫌になって辞めているからである。

今もずっと楽しめていれば課金した甲斐もあったことだろうが、今はプレイしていない(プレイしたくもないと思っている)ので、もったいないことをしてしまっている。

デイリーイベントをこなしたくないと感じたときは、素直にこなさいことがソシャゲを長く楽しむコツである。課金も最小限にとどめる。

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桜田真助
  • 桜田真助
  • Twitterアカウント:@kingofgatayama
    92年大阪生まれ。なにもかも分かったような気に最近なっていて、これはダメだなと焦って疑問を探している。プロフィール画像は友人(@leilamarinacb)から頂きました。

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