『反応と理屈』反応あるある

※この記事は、ユーモアによる頭の体操の一種だと思って下さい。

あなたは「野球をしよう」と友人に誘われた。せっかくの休日だし体を休めたいと、乗り気ではなかったが、「チームが勝てば、賞金100万円を手に入れられるらしい」と聞かされ、俄然やる気となったあなたは、参加を決定する。

プレイボール!と、審判の宣言により、試合が始まった。あなたは打席に立つ。

ところが、変である。

野球の外野は通常3人であるはずなのに、いかにも俊敏そうな男が、9人も守備位置についている。あなたが「なぜ9人も外野に人がいるのですか?」と審判に聞いても、審判は答えてくれない。

仕方なしにそのままバッティングを続ける。なんとか流し打ちしたボールが外野に飛んだが、運良くヒットになり、あなたは出塁したはずだった。

「3バントなので、アウトです」

審判からそう告げられたが、抗議をする。

「ちゃんと私はバットを振りました。バントではありません」

すると

「フルスイングをしていなければ、バントと看做される可能性があります」と応答。

抗議を続けようとあなたは思ったが、審判が退場をちらつかせたので、100万円欲しさに黙ってゲームを続ける。自チームにメンバーが9人しかいないため、退場者が出ると失格で負けになってしまう。あなたとメンバーは、皆でぶつくさ文句をベンチで言い合う。

あなたの後続の2人が立て続けにピッチャーフライでアウトになり、相手チームの攻撃に切り替わった。そこで審判からゲームセットと、相手チームの勝利が告げられた。

あなたのチームは抗議をするが、「ゲームの終了宣言」は取り消しがつかないと応答され、結局、100万円を獲得できずに終わる。

仮に

話を進めるために、小話を創作した。ここで質問をするが、上述のゲームがもし「ルール通りに進行したゲーム」だとしたら?「後攻が自動的に勝つ」ゲームだとしたら、何もおかしなことはしていないことになる。

あなたは負けたから文句を言っているのであって、仮に『理不尽なルール・判定』であなたが勝っていたとしたら、絶対に文句は言っていない。あなたは黙るべきだ。

こんなものは野球ではないかも知れないが、それはあくまでも社会通念上の話であって「ローカルルール」では野球と呼ばれている。あなたは、「野球」が何を指すのか決定できる権限と権威がない。

あなたは、バカである。うまい話を信じたあなたの自己責任だ。抗議をする時間に、試合に行く時間に、株式投資の勉強をするべきだった。

あなたは、参加を強制されていない。それに、契約書も交わしておらず、口約束でしかない。それに、その「口約束」を証明する手立てをもっていない。録音していない。

仮に、あなたが「100万円の報酬の可能性の約束」を録音していたとしても、それをきかせたのは参加を促した友人であり、相手チームではない。賠償責任は、友人にある。

そもそも、そのようなゲームは違法である。あなたは逮捕されるべきである。

「たとえ話」「思考実験」は、実際の出来事ではないので議論しても無駄である。切り上げるべきだ。

私はこんな話があるとは信じない。

野球のルールなんか知らない。

野球ファンは犯罪者予備軍であることの証拠がまた一つ出現した。

サッカーファンがこの話を「野球ファンの愚かさ」を証明するエピソードとして流用しないか心配である。あくまでも一人の「野球ファン」が起こした出来事であり、彼は野球ファン全体を表していない。

この話は、工作員の捏造である。

こんなクソくだらない話に議論をついやすよりも、待機児童問題などの「本当の問題」に議論の時間を割くべきだ。

フィクションと現実の区別がつかないやつがいる。

表現の自由を守れ。

桜田真助
  • 桜田真助
  • 92年大阪生まれ。なにもかも分かったような気に最近なっていて、これはダメだなと焦って疑問を探している。プロフィール画像は友人(@leilamarinacb)から頂きました。

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