世界言語連合(化仮説)

将来の夢と、眠っているときにみる夢、位相の異なる二つの領域で、英語と日本は重なりを見せている。 

これは偶然の一致ではなく、英語の影響である。中国語も同様の影響を受けた。

注意を払うーお金を払う も、payの英語的用法である。

日本語において、色いろ が扇情的ななどの意味を含んでいるのは、中国語の色がそうだからである。色ショク が 色いろ を侵蝕してしまった。

西洋文化(的語法)

日本語の〜的は、中国語の「〜の」と英語の「〜tic」の用法から成立した新語法である。

明治維新以降、日本は大量の西洋語・西洋概念を漢語によって翻訳し、それは中国にまで逆輸入(?)された。

もちろん、日本語ー中国語にできない西洋概念はあるのだが、こと西洋学術語彙ー西洋リベラルアーツの語彙に関してはほぼ翻訳語が揃っている。

私はontology をpublic education でstudents にdiscuss させたい

ではなく

私は存在論を公教育で学生たちに議論させたい

と、日本語(半分中国語のようなものだが)で言えるし、書ける。

アジアから西洋語

ツナミ(多くの国でスナミ)は、もともと日本語であったものが世界中で使われるようになった。

中国語でも洗脳という単語がbrainwashと、英語圏で翻訳借用された。

Paper tiger もそうである。

Long time no see も、もともとは中国語の挨拶からの直訳だと言われている。

これらの流れは加速するだろうか?

英語の口語(非書面語)の影響

中国語の酷は 英語のcoolからの派生である。また、日常会話に英語を混ぜて現地風に発音することも頻繁に行われている。

フィリピン人やインド人に関して言えば、日常会話に英語が出てこないことがない。

魔女狩り witch hunt も カルク(翻訳借用)ではあるが、広汎な地域で通用する表現となっている。

Okay だとか、ハロー だとかもそうだろう。あるいは、マイネーム イズ。

世界言語連合仮説 遠点

世界中の言語に英語が覆いかぶさっている。翻訳借用だろうが音(訳)借用だろうが、元々は英語だ。都市伝説なる奇妙な単語はurban legend のカルクである。

今現在、高等・大学教育を受けられる単語=西洋由来の概念を翻訳あるいは音訳で自国語に取り込んだ言語であり、それらの言語は西洋近代語の変種と見做しうると私は考える。

「説明されてもよくわからない」単語が外国語に沢山あるというのが、本来の言語なのだ。砂漠に生きる民は雪という単語を使用しない。一神論的宗教観を持たない民族は、「the god」がよくわからない。…今は、神かみ シン は西洋のgod とほぼ同義語になったが、本来はspirit にちかい使われ方をされていた。

世界中の言語は、翻訳可能性により同種の言語に既になっており、未来に於いては言語の全てが名詞の複数形と単数系を区別するか、あるいは全く区別しなくなってるかも知れない。これだけ世界中で情報や意思疎通が盛んになっているのだ。世界中の言語は互いに影響し合っている。

世界言語連合仮説。世界言語連合化仮説。

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桜田真助
  • 桜田真助
  • Twitterアカウント:@kingofgatayama
    92年大阪生まれ。なにもかも分かったような気に最近なっていて、これはダメだなと焦って疑問を探している。プロフィール画像は友人(@leilamarinacb)から頂きました。

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