小説2612月2020ロラン・バルトにとって詩のエクリチュールとは何なのか詩というのは、ロラン・バルト曰く、単に散文の短いもの、あるいは韻律が考慮されているものであった。内容はとにもかくにも、ルール・様式にさえ従っていれば詩だったのである。 続きを読む
小説811月2020文学ニア・イコール エクリチュール覚書たとえば「歴史」を考えるとき、中国の歴史やローマの歴史といったものはなく、歴史しかないと考えたとき、一つの文明・一つの建造物に与えられる規格・位置の位置をいわゆるそれまでの言葉で言う文学作品に与えんとするものである。 続きを読む